初垂れ（はなたれ）とは、焼酎の蒸留過程において一番初めに抽出される原酒のこと。 蒸留は、留出してくる段階により「初垂れ」、次に「中垂れ（なかだれ）」、そして最後の留液部分を「末垂れ（すえだれ）」と区別しており、それぞれの区分の中で様々な香気成分が含まれています。 初垂れは、もろみを蒸留する際に沸点が低い段階で採取するため、強い香気成分（エステル）が含まれ、青りんごやバナナの様なとても華やかな香りを持っています。 また、アルコール度数が最も高く（77度）、うま味成分が凝縮しているため、芋焼酎の奥深さがこの初垂れには秘められています。

「星のなる木」は、芋焼酎として最高の品質を造り上げるため、蒸留一釜あたりの採取量を極小値に抑え、その手法においても、当社の独自性による原酒のクオリティが製造技術の高さや蒸留技術の技で生み出された製品であるといえます。
透明な一雫の艶やかな輝きと深いコク、芳醇な味わいはまさに稀少酒と呼ぶにふさわしい逸品です。絶妙な味と香りで至福の時をお楽しみください。